日本ではあまり知られていないが、ペルー料理は本当にウマい。旅行中どこで食べても期待以上のものが出て来た。
なによりもまず素材の活きの良さ。
海岸沿いでは新鮮な魚介類、アンデス地方ではコクのあるジャガイモやトマトやトウモロコシ、そして東部のジャングル地帯ではジューシーなパパイヤ、マンゴー、バナナといった亜熱帯の果物が採れる。さ…
5月下旬に20日間ほど、南米をぶらぶら旅行してきた。さすがに片道27時間の飛行機移動は生き地獄だったけれど、ペルーのリマ、クスコ、マチュピチュと、アルゼンチンのブエノスアイレス、イグアスあたりの有名どころをのんびりと回って来れた。
ちょうどブエノスアイレス滞在中に、ボンボネーラで運良くリベルタドーレス杯の対クルゼイロ戦を観戦するこ…
もし俳優に転向したら、日本で一番京極夏彦の京極堂をやらせたい人物だ。
うってつけだと思うんだけどなー。関口は蛭子さんで。
遅ればせながら佐藤亜紀「ミノタウロス」を読んだ。
ロシア革命前夜(1900年~1910年代前半)のウクライナという辺境中の辺境(日本人から見て)を舞台にした少年ゲリラたちの物語だ。
すでにいろいろな人が絶賛しているけれど、1ページ目から最後のページまで、舐めるように一気に読ませられてしまった。福井晴敏が「圧倒的筆力な…
「ぴったんこかんかん」で中村勘三郎氏が紹介していた宮内庁御用無しのスナック「よーかんちゃん」。
そのあまりの衝撃に、居ても立ってもいられず早速ツアーを組み、イラストレーターのウエスギさん、アート雑誌編集者の内田さん(以前、サスペンションバーツアーでもご一緒)、そして内田さんの彼女の総勢4名で一路おばちゃんの立ちんぼが居並ぶ鴬谷のラ…
昨今の日本のスピリチュアルブームは、
IT革命によって抑圧された太古の時代の記憶が
細木和子によって呼び起こされたことに端を発する。
火を畏れよ。そして敬え。
人間は畏れや不安を形象化したがり、それに形を与え祭ることで安眠する。
果たして獣にも神はいるのだろうか?
仕事で知り合った大手広告代理店に勤めている友人に勧められて「神の棄てた裸体」(文藝春秋)という本を読んだ。その友人の兄が書いた本だ。
同著ではアジアのイスラム圏に住む性的マイノリティがルポタージュされている。
異教徒ゆえに売春婦にまで迫害される東ティモール出身の物売り、マレーシアに流れ着いたインドネシア人のニューハーフ、掟に…
某男性誌からの依頼で半年ほど前に短編ポルノ小説を執筆した。
雑誌に掲載された記念すべき(?)処女小説(違うペンネームだけど)。しかし、せっかく書いた濡れ場が大幅にカットされてしまったので、その辺を入れ戻してここに再掲載しておきます(もったいないし)。ただ、担当編集者からは「まだ自意識が抜けてませんね」と言われた。…その通りだと思う…
昨年9月、仕事を辞めたこともあって久しぶりに実家に里帰りをした。北口の駅前はあいかわらず閑散としている。駅前のジャスコもユニーももうない。市の西側の郊外にショッピングセンターができて、もう10年以上経っているが、いまでも駅前に立つと空の抜けの良さにびっくりする。
家にいてぐだぐだしていても仕方がないので、車で5分ぐらいのところに…
小さい頃、両側を田んぼに挟まれた一本道をずっと歩いて習字の教室に通っていた。春には、田んぼ一面がムラサキの蓮華草でおおわれキレイだった。秋には金色の稲穂の上を歩いているみたいでまるでナウシカのラストシーンのようだった。
しかし、台風のときは、防壁もなにもないので、頭からつま先までずぶ濡れになった。そんな日は、雨をガードできる屋根が…
「パリス=ヒルトンの動向を追うよりも地球温暖化に注意を向けるべきだ」
2007年9月25日、ニューヨークの国連総本部でアルはそう言った。
だけど、ゴシップ誌編集部にいた3年間、ずっとパリス=ヒルトンの一挙手一投足に釘付けだった。
正直なところ、今でもパリスの次の一手が気になる。
でも、心のどこかでこうも思っている…
「うなりをあげる自動車は、《サモトラケのニケ》よりも美しい」
車やオートバイがファルスの象徴であるという厳然たる事実は、イタリアのマリネッティによる「未来派宣言」(1909年)を持ち出すまでもなく自明のことだ。誰がなんといおうと、ドライブとは、地球の征服であり、自らの目的踏破のための手段であり、自らの肉体の拡張である。
一方、我…
ここからの続き。
http://blog.smatch.jp/minoru/
記事をインポートすればいいんだろうけど、IDとPASSを忘れた。